40度発熱と悪寒戦慄が10日間続き、食欲不振も出現し来院された72歳男性。 来院時エコー検査で肝S6/7に70mm超球形の多房性嚢胞性腫瘤あり肝膿瘍と診断した。 救急病院に紹介し緊急ドレナージを施行した(原因菌はFusobacterium nucleatum) エンドトキシンショックとなり治療に難渋したが、適切な処置にて救命された。